亀岡市交流活動センター 活動日記
当センターで行われた様々な活動の記録です。
2007年4月〜

2006年4月
〜2007年3月

2005年4月
〜2006年3月

2004年4月
〜2005年3月

2003年4月
〜2004年3月

2002年4月
〜2003年3月

2001年4月
〜2002年3月

Global Session Report

―楽しいひと時を―

交流会館のつどい

3月15日(土) 13:30〜16:00
参加者:50名










 日頃の交流会館へのご協力に感謝するつどいとして、交流会館のつどいを今年も開催しました。

 去年の8月の国際理解学習フェスタで上演した「あずきがゆばあさんととら」をワールドスタディーズの子供達が再演しました。ビニール袋を使った手作りの衣装を身に付けて、太鼓や音楽に合わせ前回以上に元気に演じ踊りました。

 異文化疑似体験ゲーム“バルンガ”を安藤幸一さんの指導で、行いました。4人ずつのグループに分かれ、2人で協力し、他の2人に勝つというカードゲームです。それぞれのグループにルールが書かれた紙が配られ、ゲームがスタートしました。そのひとつのルールが、「言葉のコミュニケーション禁止」でした。参加者は、身振り手振りのジェスチャーで、自分の感情を伝えました。勝ち負けが決まると、負けたチームが他のグループと入れ替わります。それが何回か繰り返されました。ゲームが進むうちに、なぜか参加者は少しストレスを感じ始めているようでした。ゲームが終わると、安藤先生は、参加者からゲーム中の感情をストレートな表現で答えてくださいと、参加者に質問しました。参加者から、「うれしかった」、「たのしかった」、「悲しかった」、「イライラした」などたくさんの意見が聞かれました。実は、グループごとのゲームのルールが違っていたということを、安藤先生が明かしました。参加者の表情は、それで少し納得いったというような表情に変わりました。つまり、勝敗後、グループが2人ずつ入れかわることによって、違うルールを持ったグループ二組が同じゲームをしていたことになっていたのです。自分達独自の異なった文化を持った者同士が同じ世界で暮らす、これはまさに異文化に触れるということです。それを、このゲームにより参加者は疑似体験したのです。自分たちの中では正しいルールでも、違う国に行くと、それが間違ったルールになったりすることがあります。そういう違いを踏まえて、お互い理解することの大切さを参加者は感じることができたのではないでしょうか。

 最後に、音楽コンサートを行いました。4人グループ‘Swing Tee’s’は、昔懐かしい1950年代の洋楽をウクレレや、ギターを弾きながら美しいコーラスで聴かせてくれました。参加者も手拍子をしながら、肩をゆらし楽しみました。イベントの最後として、とても盛り上がり楽しいひと時となりました。




―ドリームワールド・シリーズ第67回―

ドリームワールド・中国

3月1日(土) 13:30〜15:00
参加者:13名






 第22次亀岡市民友好交流訪中団の友好交流都市蘇州市への訪問とチベット自治区への旅を前に、中国人ゲストを交え中国の文化とチベットについて紹介しました。

 初めに、今回の訪問団のツアーガイド亀田博さんに写真を交えチベットの紹介をしてもらいました。今回の旅行では、丸一日かけて青蔵鉄道を利用してチベットへと向かいます。電車やその途中の景色、チベットの山々、チベットの都市ラサの写真が紹介されました。ラサにあるポタラ宮は、地上100メートル以上もある宮殿だそうです。

 中国人ゲスト崔善今さんは、中国の大きさや人口、一般的な知識を紹介すると共に、自身についても話しました。崔さんは中国の吉林出身で、朝鮮族ということで、母語は朝鮮語です。もちろん中国語も話し、日本語も流ちょうです。崔さんは、少数民族の立場などを説明しながら、自分の経歴を話しました。東北部に生まれ、大学は西部の省で経済学を学び、広州の韓国の企業で働いていました。その後、日本に留学し、現在は京都大学大学院に通われています。参加者は、崔さんの話を聞き、また中国の現状や文化について質問していました。

 賀臻さんは、当センター主催の中国語講座の講師です。これから中国を訪問する参加者に向けて、簡単な旅行会話を紹介してもらいました。賀さんの発音指導で、挨拶やトイレの場所の聞き方など、旅行で役立ちそうな中国語を繰り返し発音練習し覚えました。

 訪中団は、3月22日に中国に出発し、29日に帰国します。
※その後訪中団は、渡航予定先の中国チベット自治区にて急な情勢の変化が起こり、そのような状況で派遣を行うのは困難であるということから、今回の派遣は中止となりました。08/03/17



―三つの食文化―

ワールドフェスタ2008

2月23日(土) 10:30〜15:00
参加者:約200名






 ワールドフェスタ2008を開催しました。ワールドフェスタは、在住外国人や留学生との交流の場として、世界各国の文化や衣・食・住・遊びなどテーマとして、食べて、学んで、お互いの文化を知る機会として毎年開催しています。

 今年度のテーマは、「口まで運ぶ食用具」でした。世界の国々では、食事を食べる方法を、三つの文化に分けることができます。手で食べる「手食文化」、箸を使う「箸食文化」、欧米の「ナイフ・フォーク・スプーン食文化」です。その中でも、今回は「手食文化」を中心に紹介しました。

 手食文化圏からインド、インドネシア、バングラデシュ、ネパール、箸食文化圏からコリア、中国、日本、ナイフ・フォーク・スプーン食文化圏からアメリカ、イタリア、セルビア、フィンランドの計11ヶ国出身のゲストが参加し、それぞれの国の食べ物で、しかも手で食べる料理を準備しました。ゲストは、自国の食文化や、準備した料理の食べ方などを参加者に紹介しました。カレーや、パイ、サンドウィッチ、おにぎりや、お餅、肉マンなど、いろいろなその国独特の料理が並びました。
これらの料理をお昼に参加者が試食しました。日本にもおにぎりなど、手で食べる物はありますが、手食文化圏の料理を食べる時は参加者はとても苦労していました。右手で、つまんで、こねて、口に運ぶ。食べ終わった後の手からは、スパイシーな香辛料の匂いがしていました。用意されたたくさんの料理はどの国のものも好評で、すぐに無くなってしまいました。

 このイベントを企画運営した国際交流協会事業部会は、独自に世界三大食作法について調べ、このイベントの総括として発表しました。
最初のころの人類は、食べ物を手で食べていました。すべての食作法は手食から始まったのです。未だに、世界の40%が手食です。手食から始まり、東アジアでは箸文化が発達、ヨーロッパではナイフ・フォーク・スプーン食文化が発達しました。なぜ、手食から他の文化へと派生していったのか。それは、食べ物の違いによります。それぞれの地域の食べ物や、調理方法、宗教的な理由によって、食べる道具がそれぞれ異なっていったのです。

今回のワールドフェスタでは、食べるという一番身近な動作について紹介しました。普段、私達は主に箸を使って食事をしていています。参加者には、違う文化の食べ方を経験してもらうことで、異文化に触れることの大事さと理解すること、そしてその楽しさを知ってもらえたのではないでしょうか。



―冬のクラフト講座―

スカーフ作り

1月26日(土) 10:30〜14:00
参加者:14名






 冬のクラフト講座スカーフ作りを開催しました。参加した受講生は、講師の藤田弘子さんが用意した最新モードの毛糸の組み合わせの中から、自分の好みの組み合わせを選び作業にとりかかりました。毛糸はイタリア製で、編んだリボンのような糸とモヘアの2種類です。

 編み方は、その2種類の毛糸をカギ針と手を使って編みこんでいきます。編んだリボン糸は何種類もの色を含んでいます。最初は苦戦していた参加者も、講師のアドバイスを受けコツをつかむと、作業のスピードも徐々に増していき、見る見るうちにスカーフの原型が見え始めました。形が見えだすと、参加者の気持ちも盛り上がり作業はどんどん進んで行きました。集中しすぎて、昼食を取るのを忘れる参加者もいるぐらいでした。話す人もなく、静かな時間だけが流れます。最後に両端にモヘアの房をつけます。講座の終わる頃には、参加者それぞれ、違う色の組み合わせでさまざまな彩りのあるスカーフが完成しました。中には、早速首に巻いて帰って行く参加者もいました。

当センターではこのような講座を定期的に行っております。ぜひ、ご参加ください。

 



―ドリームワールド・シリーズ第66回―

ドリームワールド・フィンランド

12月8日(土) 13:30〜16:00
参加者:40名









 最近、ニュースで国際的な学習到達度調査テストPISAの結果が報道されました。そのテストで、フィンランドが日本をうわまわり上位にランクされました。だからといって、フィンランドの授業時間が日本より長いというわけではないのです。フィンランドとは、一体どんな国なのでしょうか? 在住フィンランド人などのゲストを交え、ドリームワールド・フィンランドを開催し、フィンランドの文化を紹介しました。

最初に、実際にフィンランドを訪れ学校を訪問した西本好江さんから写真を交え、「フィンランドで見た子供たちの学校生活」について聞きました。学校で驚いたことは、幼い年齢の子供たちが長時間でも、騒いだりすることなく静かに落ち着いて作業している風景だったそうです。あくまでも、先生は子供たちがやりたいことの補佐役で、押し付けはなく、できるまで「待つ」を大切にし、けっして子供たちを急きたてたりすることはありません。授業は、コミュニケーションの力をつける目的でグループでの作業も多く取り入れられています。また、フィンランド人にとって自然と共存することはごく当たり前のことで、雨の日、晴れの日関係なく、森の中で活動する時間を持つそうです。全然嫌がったりする子供もいないそうです。

次に、フィンランド出身の早崎ニーナさんに「フィンランドと日本の違い」について聞きました。フィンランドは、社会保障が整っていて、男女平等社会が進んでいます。国会議員も女性が半数近くを占め、首相も女性です。労働時間も短く、長期の休みもあります。「国民性は、穏やかで言葉数が少なく、まじめであるという点で日本人と非常に似ているが、フィンランドは個人主義、日本は集団主義という点で大きく違う点もある」と話されました。それから、フィンランドには国民の権利として、ちょっと変わったものがあります。森の中のベリーやキノコは、他人の土地であっても自由にとってもいいという権利です。収穫の季節には、友達同士、家族同士、森に入って、ベリーやキノコを取るそうです。

 市内のベタニヤ教会の牧師でハマライネン・ヤーコさん、ヘレナさんご夫妻にも、フィンランドの人々のくらし方について聞きました。この国は、夏は白夜となり夜遅くまで明るく、冬は昼間が短くなります。フィンランドの家には、一軒家でもアパートでも、かならずサウナがあるそうです。そして、サウナに入った後に、冷たい湖に飛び込むのが楽しみのひとつだそうです。子供達は、夏は森で遊び、冬になると雪の中で、ソリで遊んだり、スキーで遊んだりします。「フィンランド人は、スキーを履いて生まれてくる」と言われているそうです。

 フィンランドには、自分がしたい、自分に必要だと思うことがあれば、それを充分学んだり、経験したりすることができる環境が整えられているようです。それをするかどうかは、子供でも大人でも自己責任の上に自分で選んで行う、受動的ではなく自主的に行動する人々を育てるの国ようです。



―クリスマスの飾りに―

クリスマス・ステンドグラス講座

12月3日(土) 10:30〜15:00
参加者:30名









 毎年、この時期には恒例となったクリスマス・ステンドグラス教室を開催しました。講師は、交流会館で活動するステンドグラスサークル「SSGステンドグラス教室」のメンバーが務めました。

 講師の紹介が終わると、参加者は作業の説明を聞き、ステンドグラス作りに取り掛かります。最初の作業は、切り分けられたガラスの部品の回りに、銅のテープを巻いていく作業です。全部の部品に、テープが巻きあがるとパズルのように組み合わせて、ハンダで仮止めをします。仮止めが終わると、銅のテープを隠れるようにハンダを付けていきます。ハンダは、銅のテープの上にしか付きません。ハンダの、ガラスを囲むようにきれいな銀色の枠ができます。参加者も、最初はハンダを付ける作業に苦戦していましたが、徐々に慣れていき、クリスマスの飾りとなるソックスや、ベル、ローソクなどの形をしたステンドグラスを完成させました。

 参加者が作ったステンドグラスや、サークルのメンバーが作ったステンドグラスは、別の会場に飾られた中、クリスマス・パーティがはじまりました。女声三部コーラスのグループ「ペパーミンツ」が歌うアヴェ・マリアや、ユー・レイズ・ミー・アップなどの歌を楽しみながら、暗い中で光るステンドグラスの作品を鑑賞しました。参加者は、お茶を飲みながら、講師のメンバーにゴージャスなステンドグラスの作り方について質問したり、参加者同士で作品の批評をしたりして楽しみました。




―ホームビジット―

One day トリップ イン カメオカ

11月17日(土) 10:00〜21:00
参加者:70名







 京都府国際センターとの共催で、One day トリップ イン カメオカを開催しました。府内在住の外国人が亀岡を訪れ、半日ホストファミリーの家でいっしょに過しました。今回は、12ヶ国から19人の参加者がありました。
(参加者の国籍一覧:アメリカ、イタリア、インド、インドネシア、韓国、シンガポール、スイス、セルビア、タイ、中国、フィリピン、リトアニア)

 午前中に亀岡に到着した参加者たちは、亀岡城址を囲む歴史的な町並を徒歩で散策しました。“ふるさと亀岡ガイドの会”の説明を聞きながら、古い町家の中を見たり、酒蔵を訪ねたりしました。参加者は、その町並みを写真におさめながら、柳町から紺屋町を通りぬけました。
ガレリアかめおかで開催されていた亀岡市民文化祭にも立ち寄り、絵画や書道、盆栽など市民の作品を見学しました。

 交流会館に移動し、ホストファミリーと対面し、昼食をいっしょに食べました。交流会では、歓迎のバイオリン演奏を楽しみました。参加者は、自己紹介をし、この夜にホストファミリーの宅で作る自国の料理を紹介しました。カレーや、パスタ、トム・ヤン・クンなどいろいろなお国の料理が、この夜、ホストファミリー宅のテーブルに並ぶ様子が目に浮かびました。

 その後、参加者はホストファミリーの家を訪れ、料理や自国の話など楽しい時間を過ごし、午後9時にはホストファミリー宅を離れ、思い出と共に各家へと帰って行きました。



―竹についての活動―

バンブー・フェスタ

11月10日(土) 13:30〜16:00
参加者:50名







 バンブーフェスタを開催しました。

当センターでは、利用されることの少なくなった竹の再利用を考え、市民の参加するバンブー企画会議と協力して、竹細工講座や竹林整備、竹炭作りなどを行って来ました。今回のフェスタでは、活動してきた3年間を振り返り、これらを紹介し、講座で参加者がつくった竹細工や、竹炭を展示しました。その他に、亀岡市千歳町の毘沙門の竹細工や、保津町の京都竹工房さんからお借りしたお花やお茶で使われる竹細工などを展示しました。

バンブー企画会議のメンバーの北川渡さんから、竹を利用した独自の活動として、粉砕し、粉々にした竹を肥料として利用する事業を行っていることや、それを竹炭にしたものをそばなどの麺に入れて食用として利用している事例があるとのを紹介がありました。

バンブーコンサートとして、三木俊治さんとそのグループによる竹楽器のコンサートを行いました。三木さんが制作した竹楽器や、インドの楽器シタールなどアジア中から集まった弦楽器や笛などによるオリエンタルな雰囲気の音楽が会場に響きました。三木さん手製の竹楽器には、竹のざるに和紙をはって作ったチェロや、ギターに似た楽器ウードなど様々な楽器がありました。かわるがわる出てくるそれらの楽器の演奏を参加者はうっとりとして楽しみました。

このフェスタに参加した人々は、よりいっそうの私たちの身近にある竹や竹林について、関心を持ってもらえたようです。



―Trick or treating―

ハロウィン・パーティー

11月3日(土) 13:30〜16:00
参加者:100名







 アメリカでは子供たちが待ちに待っているハロウィン・パーティーを交流会館でも開催しました。スタッフは、全員魔法使いになって、参加する子供たちを迎えました。

ミイラやヒーロー、お化けやプリンセスなど様々なかっこうをした子供たちでいっぱいになった会場で、国際交流員でアメリカ人のメーガンさんは、「もともと、ハロウィンとは、日本で言う亡くなった人の霊にかかわるお盆のような行事でした。欧米では、その時期にトリック・オア・トリーティングを行います。子供たちはお化けの格好をして、お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!と言って家々をまわり、お菓子をもらいます。」とハロウィンについての話をしました。

そして、子供達は、そのトリック・オア・トリーティングに参加し、全館ハロウィンの飾りを飾った交流会館内をまわりました。色塗りゲームや迷路にチャレンジしながら、たくさんのお菓子をもらいます。お化けの部屋では、怖くて泣いてしまう子もいましたが、お菓子をもらうとすぐに笑顔を取り戻していました。

トリック・オア・トリーティングが終わると、「ハロウィンってなに?」という絵本の読み聞かせを行いました。これは、子供達によりハロウィンについて知ってもらうためです。最後に参加者全員の記念撮影をしました。

交流会館で行った、初めての大規模なハロウィンでしたが、子供たちは、とても喜んでいました。「来年も参加したい」と、リクエストをして帰る子供たちまでいました。



―お互いのことを知る―

在住外国人との交流会

10月27日(土) 13:30〜16:00
参加者:50名







「日本を出てください。そして、日本でも出会ってください。」

会場は、最新の世界各地の地図(アジア・ヨーロッパ・アフリカ・北アメリカ・南アメリカなど)が四方にかけられ、さまざまな国の旗(70×100p)が飾られています。
どこの国か、わからない場合は、調べられるように大型の百科事典や中学校用の地図帳も用意されています。「知識は、与えられるだけでは、身につかない。」という考え方で、準備はしますが、調べるのは、自分自身です。
ラオス織物の展示とラオスの子ども達が制作した小物のフェアトレード製品も並んでいます。子ども達は、真ん中のシートの上に座っています。学校も学年も越えて、まぜこぜに座っています。大人達はそのまわりに、椅子に座って参加しています。
いよいよ安藤幸一さんの登場です。
「日本の大学を出てから、20年以上外国で暮らしました。」という自己紹介ではじまりです。でも、すぐに、数字のマジックショーが開始されました。柱に貼られたどれかの数字を代表のこどもさんが選び、それを、マジシャンの安藤さんが当てるのです。その間、安藤さんは、伴局長とともに、下の階に下り、見ていません。伴局長の証言もあります。
A・B・C・D・Eの各枠内に16個の数字が並び、それぞれの枠内には、同じ数字もあります。安藤さんは、数字を選んだ子どもさんに「Aにその数字はありますか?Bには?」と繰り返し聞いていき、最後に「22」という彼女が選んだ数字を当てました。
これは、何のマジックなのでしょうか?種明かしは無し。
次は。カルチャービンゴです。ルールは、ひとりにひとつだけの質問が可能です。書いてある質問は、次のようなものです。
*3人以上の兄弟姉妹がいる。*朝ご飯を食べない。*英語で「ありがとう」ということができる。*外国に行ったことがある。*左利きである。など25項目あります。
これに質問された人が当てはまれば、その人にサインをしてもらうのです。
いやでも、どんどん、いろいろな人々に質問を続けなければ、ならないルールです。
最初にビンゴ(上がり)になった人が賞品をもらい、インタビューに答えます。
「お名前は?」「この質問に答えてサインをしてくれた人は?」次に、そのサインをした人が質問に答えます。このように、つぎつぎといろいろな人が答えることで、みんなが顔を覚えていくのです。
最後の極めつけは、「ジーズーの文化とヤフーの文化」です。
ジーズーの文化は、次のようなものです。
*ジーズーは相手にとても近寄って(10~15p)話しをします。
*すぐ握手し、大きな声で話します。それが相手を大切にすることなのです。
*話しをしているとき、少なくとも3回は自分の時計(持っていないときには手首)を見ます。
*「ジーズー」と大きな声で叫び、手を上に高くあげてあいさつします。
*相手の目を真っ直ぐに見て話しをします。それが、彼のとても大切な礼儀なのです。
対するヤフーは全く逆です。
話すとき、離れて(1m)話したり、ひそひそ声で耳のそばで話したり、少なくとも3回は下を向いたり、目を見なかったり。でも、それが、ヤフーのとても大切な礼儀なのです。
ヤフー側とジーズー側のそれぞれが立ち、番号で相手を確かめ、その人と自分の文化を見ながら話しをしてみます。「ちゃんとコミュニケーションできたかな?」
当然ながら、ほとんどの人はできませんでした。ことばがわからないだけの問題ではなさそうです。

安藤さんの、このようなゲームは、どのようなことを意味を含んでいたのでしょうか?
「日本を出てください!」
同じ場所だけにいたら、違い文化があることも知らないし、見えない。
違う国に行って、違うという現実を知り、逆に自分の文化が見えてくる場合がある。
「みなさん、大きくなったら、日本を出てみてください!」

日本を出てみて、ラオスの文化を知った向井三貴さんは、ラオスの子ども達が、教育を充分に受けられていなくて、仕事をしている子どももいることを知らせました。その子ども達が作った製品をフェアトレード(買いたたいて値切るのではなく、適正な価格で買い取り、生活ができるようにする活動)として、販売し、学校を作るのが目的です。
ラオスの織物は、最近脚光を浴びてきました。草木染めの手織りですべて手仕事から生まれたものなのです。インテリアデザイナーでもある向井さんは、日本の美意識も取り入れたデザインをラオスの織り手に提供し、布・スカーフ・帯・着物までギャラリーで展開されています。

相談コーナー
日本の学校のしくみについて(楠見静子さん)
日本語の学習(佐藤久子さんと受講生の方々)
子育て(湯浅江美さん・フィリピン出身)・くらしの問題(李 海光さん)・
家庭内の問題(西本好江さん・子どもサポートプロジェクト)
問題を解決するだけではなく、参加者は、話しをし、ネットワークができたようです。



―竹林整備と竹炭―

竹林に入ろう

10月6日(土)、10月13日(土)10月20日(土)
参加者:17名







 放置された竹林を整備し、そこから切り出した竹を利用して「竹炭」を作る講座「竹林に入ろう」を全3回で行いました。今回の参加者は、実際に竹林を所有しているが、荒れた状態、整備の参考にしようと思い参加したという方や、竹炭に興味があり参加した方など様々でした。

 秋晴れの中、初回の講座では、作業の前に竹について簡単なレククチャーを行いました。私たちにとって身近な存在である竹ですが、最近は生活の中で利用されることは少なくなってしまいました。そのため、各地で放置された竹林が増え、荒れた状態です。また、竹の先が枯れる病気も増えているそうです。
作業では、竹林の保全と筍を動物から守るために、切り出した竹を使い、竹林を囲むように生垣を作りました。また、残った竹を、窯に入るサイズに切り分け、竹炭窯に詰め込みました。

 第2回目の講座では、前回、竹を詰め込んだ窯に火を付けました。焼きあがる竹炭の良し悪しは、竹の詰め込みぐあい、竹の状態や火加減によって変わるそうです。窯の中の状態は、煙の色によって判断します。焼き上がりまで、約1日を要します。

 第3回目の講座では、窯を開き、焼きあがった竹炭を取り出しました。中から出てきた竹炭は、キレイな炭に焼きあがっていました。参加者は、その竹炭を分け合って持ち帰りました。竹炭は、部屋の消臭や水のろ過、お風呂に入れる、ご飯を炊く時につかってみるなど、さまざまに利用するようです。




―身近にある国際交流―

国際理解学習フェスタ

8月25日(土) 13:30〜16:00
参加者:70名








国際理解学習フェスタを開催しました。外国の文化や外国人と関わりながら活動する人々が、六つのブースに分かれ自分たちの活動を紹介しました。

ブース1.「インドのスケッチ展と体験談」by 川崎廣進さん
退職後1年、家族を残しインドに渡り生活した中で、経験したことや、感じたことや、IT産業などが急激に発展する中、発展途上国と呼ばれているインドの印象などを、現地で描いた風景のスケッチを交えて紹介しました。

ブース2.「修学旅行での外国人との交流 in 奈良」by 亀岡小学校6年生
修学旅行で訪れた奈良で、外国人観光客に英語をつかっていろいろな質問をした経験を劇仕立てにして紹介しました。最初は緊張してうまく質問できなかったけれども、何度も話しかけるうちに、うまく質問できるようになったという体験をしました。外国人の役、質問するヒトの役などに分かれて、演じ大きな拍手をうけました。

ブース3.「フィンランドの子育て」by 子供サポートプロジェクト 西本好江さん
この8月に訪問したフィンランドで、見たり感じたりしたことを、写真をまじえ紹介しました。フィンランドの子供の教育や育て方は、日本とは大きな違いがあるようです。この国では、自己責任で行動するという考えか方がフィンランド文化の根底にあるといえます。子供達は、学校でも森でも社会でも「これをしてはいけない」と言われることがありません。自分たちの責任で考え活動することがゆるされ、また求められています。大人は、そういう子供とじっくり向き合い、「早く、早く」という声もあまり聞かれません。大きな違いのある不思議なこのフィンランドについては、12月8日(土)にドリームワールドフィンランドを開催します。もっと知りたい方は、ぜひ親子でおいで下さい。

ブース4.「JICAの仕事」by JICA 亀村佳都さん
JICA(国際協力機構)の仕事の紹介ということで、青年海外協力隊として、ニカラグアに2年間赴任した経験を紹介しました。ニカラグアは、中南米にある小国です。発展途中のニカラグアでは、環境に対する知識がまだまだ不足しているようで、亀村さんは学校で子供達に「環境教育」について教えると共に、環境活動を行っていたそうです。

ブース5.BBカードを使って(子どものための英語教育)by 池野理恵さん
BBカードという英語教材を使って、子供の英語教育を行う方法を、実際に参加者にBBカードを使ったゲームに参加してもらい紹介しました。

ブース6.コリアの伝統舞踊から文化について by 徐 希寧さん(韓国)
韓国の現代事情と、伝統舞踊を実際に男の人の衣装屋帽子を着用して、男舞を披露しました。

ブース7.「あずきがゆばあさんとトラ」 by ワールドスタディーズの子供達
ワールドスタディーズに参加している子供達が、韓国の絵本を題材に、日本語と韓国語を使って劇を披露しました。自分たちで作った衣装を着、メイクをし、それぞれの役になりきって、おばあさんをトラから助けるという話を演じました。最後に、徐さんと共にトラを退治した祝いの踊りを全員で踊りました。

 紹介が終わると、参加者はそれぞれ興味を持ったブースに分かれ、発表者に直接質問をしたり、話を聞いたりしていました。当センターは、このように参加者が外国と関わりながら活動する人々と交流し、世界とのつながり方を考えるフェスタを毎年開催しています。




―夏休みの工作をいっしょに作ろう―

交流会館工作教室2007

8月18日(土) 9:00〜12:00
参加者:86名(バンブーコーナー:33名)










 交流会館内の交流活動センター、地球環境子ども村課、教育研究所の合同で、交流会館工作教室2007を開催しました。

 交流活動センターは、バンブーコーナーで竹を使った工作を行いました。地球環境子ども村は、チコーズコーナーで葉っぱプリントとランプシェード作りを行いました。教育研究所は、教育研究所コーナーでカップラーメンホバークラフトとCDホバークラフト作りを行いました。どのコースにも、夏休み中の子供たちがたくさん参加しました。

 交流活動センターの竹を使った工作では、竹の笛、竹のヤジロベー、竹のスプーンの三つの工作を用意し、子供たちに好きなものを作ってもらいました。
竹の工作となると、普段なかなか使うことのない小刀やのこぎりなどの刃物を使う作業がありました。子供達は、慣れないながらも、なんとかそれぞれの工作に取り組みました。
竹のスプーンを作った子供の一人は、「このスプーンで、夕食にカレーを食べる。」と言って、うれしそうに竹を削っていました。
笛はちゃんと音がなり、スプーンも使えそうな物が、ヤジロベーもゆらゆらとうまくのバランスの取れた物が、無事完成しました。

工作が終了すると、各コーナーで完成した工作を持ち寄り、それぞれの作品を鑑賞し、工作教室を終了しました。

 たくさんの子供たちが親子連れで参加し、いっしょに工作に取り組んでいました。最近では、竹を使って何かを作るということは、なかなかないのではないかと思います。子供達にとって、また保護者の方にとってもめずらしい体験講座になったのではないでしょうか。




― 子供のための国際理解学習講座―

夏休みオープンワールドスタディーズ

8月9日(木) 10:30〜15:30
参加者:40名










 子どものための国際理解講座として定期的に開催しているワールドスタディーズを夏休みの特別講座として開催し、ゲストに徐希寧さんを迎え、韓国文化につい
て紹介しました。

 子ども達の自己紹介を行い、ワールドスタディーズがスタートしました。
まず、子どもたちに韓国の絵本を中心に、たくさん並んだ外国の絵本を紹介しま
した。その中から、好きな本を選んでそれぞれが読み始めました。そのうち、もっと呼んで欲しい本を持って、読み聞かせのリーダー(川辺久留美さん・川口恵美子さん)たちの周りに集まりました。韓国の絵本や、アメリカの本もありました。アメリカの本は、メーガンさん(国際交流員)・ポーレットさん・エイミーさん(新しい英語助手の先生)に英語で読んでもらいました。

 昼休みには、韓国の民族衣装(チマチョゴリ)の試着をしました。色鮮やかなチマチョゴリや、落ち着いた色の男の子用の上着などもあり、自分の好きな色や形を選び、試着しました。何着も着てみた子達もいました。また、その姿をそれぞれ、、写真に撮りました。その写真を、折り紙で作ったチマチョゴリといっしょに画用紙に貼り付けて、夏休みの課題学習の材料にしました。日本に昔からあるものとは、ちがった衣服の折り紙も初めてで、垂らすリボンの向きにも気をつけていました。

 次に、チマチョゴリを着た、ゲストの徐さんから、伝統的な踊りと太鼓を教えてもらいました。何人かの子ども達が叩く太鼓(ブラジルのサンバの太鼓・日本の桶太鼓・コリアのチャンゴ)の音に合わせて、徐さんのまねをして他の子ども達が踊ります。コリアの伝統的踊りの基本は、足の動きの柔らかさにあります。かかとから落としていき、すうーっと抜きながら上げてゆくというような。何度も繰り返すうちに、音楽に、手と足が乗ってきました。

 次は、メインの劇作りです。今回のワールドスタディーズでは、8月25日(土)の国際理解学習フェスタで発表するために、子供たちといっしょに、韓国の絵本「あずきがゆばあさんとトラ」が題材の創作劇です。まず、絵本をスクリーンに映し、韓国語と日本語でそれぞれのことばの響きを聴いた後、子ども達は、自分がどの登場人物を演じるかを考えました。決めたらすぐ、練習です。おばあさんの役や、トラの役、むしろや卵、きり、石臼など、いろいろな役を、子どもたちは、ハングルのセリフも交えながら、その役になりきって練習しました。最後に、カラービニールの袋で、自分たちの役の衣装を作りました。はさみで、切りながら頭や手を出し、くくったり、貼り付けたりしながら、工夫をするのです。小さな切れ端も、頭の飾りやポケットに変わることを知ると、目がきらきらと輝いていました。8月25日の発表当日がとても楽しみです。彼らの奮闘ぶりを見に来てください。



― BBカードを使って―

子どもための英語教育

7月31日(火) 13:30〜16:00
参加者:23名










 子供への英語教育に関心のある人や、学校の先生を対象に、BBカードを使った英語学習の提案するという目的で、「子どものための英語教育」を開催しました。

講師の難波悦子先生から、今回の講座で使用するBBカードについて説明がありました。BBカードとは、絵カードとそれに対応するセンテンスカード各64枚、計128枚で構成されていて、ゲーム形式で使用します。センテンスは、韻を踏むようにリズミカルに作られていて、子どもたちは、口に出し、聞きながら、繰り返し遊んでいるうちに、丸ごと全て覚えてしまいます。主語や目的語を入れ替えたり、時制を変えたり、疑問文、否定文に変えたりしながらゲームをします。ゲームの勝敗に集中するので、文法を学習しているという意識はまったく持たず、自然と自分の言いたいことを英語で表現できるようになります。語学学習にぜったい必要な反復練習にもなります。子ども達は、一方的に教えてもらって、ただそれを覚えるのではなく、BBカードでは、自分でわかる楽しさを体験することができます。

 実際に、参加者と子ども達が、ふたつのテーブルに分かれ、BBカードのゲームに挑戦しました。難波先生がセンテンスカードを読みあげると、子どもも大人も、まずそのセンテンスに耳を澄まし、歓声を上げながらカードを取っていました。机に向かってテキストを読むというのとは違う、遊び感覚で楽しめる新しい英語学習の方法として、おもしろい提案となったではないでしょうか。



―日本語教師を目指す―

日本語を教えよう 初級 第1回

7月21日(土) 10:00〜12:00
参加者:14名













 日本語教師を目指すための初級講座として、「日本語をおしえよう」を開講しました。講師は、日本語教師でもある佐藤久子さんです。日本語を話せる人が誰でも、日本語を教えられるわけではありません。外国の人に日本語を教えるには、それなりの方法があります。

この講座は、7月から12月まで、月に1回(8月を除く。)全5回で、毎回テーマを変え行っていきます。

 初回の講座では、「教材・教具を用意する」をテーマに、日本語を教える前に必要な教材を紹介しました。テキスト、絵、写真、地図、CDプレーヤー、ビデオなどのいろいろな教材が日本語を教えるように役立ちます。佐藤先生からは、「身近なものが何でも教材になる。」というアドバイスがありました。

これからの日程:
第2回:9月15日(土)10:00〜12:00 
「一番応用できる 名詞文」
第3回:10月20日(土)10:00〜12:00 
「ぐっと表現が広がる 形容詞文」
第4回:11月24日(土)10:00〜12:00 
「日本語の動詞は簡単だ!動詞文」
第5回:12月15日(土)10:00〜12:00 
「クラスを始めるに当たって」

受講料は、1回1,700円です。

詳しくは、コチラを参照してください。
「日本語を教えよう 初級」



― 盛皿作り―
亀岡に伝わる竹細工講座 
5月26日(土)、6月24(日)、7月14日(土)
参加者:23名













 亀岡に伝わる竹細工講座を全3回の日程で開催し、竹の盛皿作りを行いました。

 初回は、参加者に、これから扱う竹について知ってもらうため、「竹とは一体どんな植物?」というテーマで簡単なレクチャーを行いました。世界の中では、1,100〜1,200種類ほどあり、そのうち日本に分布しているのは600種類と言う人もあれば、237種類と言う人もいます。以前は、竹細工の材料などとして頻繁に利用されていましたが、現在は様々な理由で利用されなくなり、そのため誰も手をつけないまま放置された竹林が増えています。そのため、最近では、その竹の有効な利用方法はないかと、各地でいろいろな取り組みが行われています。この講座もその取り組みのひとつです。
レクチャーの後、1回目は、盛皿を編むための材料となるたけひごを作る作業です。細めに割った竹を小刀で薄く削っていきま1す。竹の表面を残し、小刀を使い裏側から少しずつ削っていきます。竹細工の中で、一番重要で難しい作業です。

 2回目は、たけひごを編む作業です。六本のたけひごを編み合わせ中心となる六角形を決め、そこからたけひごを編んでいきます。初回に削ったたけひごが、厚過ぎると作業が難しくなるようでした。けれども、参加者の皆さんは、なんとか盛皿の土台となる皿の部分をきれいな網目に編みあげることができました。

 3回目は、仕上げの作業です。前回編みあがった網目に外枠をつけ固定します。多少オリジナルの網目をつけたり、盛皿の取っ手の部分に細い竹を利用したりと、自分のアイデアを生かし、盛皿は完成しました。参加者は、自分の作品に満足されているようで、「また違う作品も編んでみたい。」と話していました。講師を務めたバンブー企画会議のメンバーも、「今回の受講生の方々は、器用な方が多く、作業がとてもスムーズに進んだ。」と話していました。



― ホストファミリーと過ごす―
かめおか探訪留学生ツアー
7月7日(土)〜8日(土)
参加者:70名(内留学生17名)













 京都府国際センターとの共催で、京都府在住の留学生が亀岡を知り、日本の家庭を訪問し、ホストファミリーとの交流をはかる目的として、「かめおか探訪留学生ツアー2007」を開催しました。

 今年のツアーには、11ヵ国から17名の留学生が参加しました。午前中に、亀岡駅に到着した一行は、ふるさと亀岡ガイドの会の案内で、旅籠町、柳町、紺屋町、西町に残る古い町並みを散策しました。留学生達は、古い日本の家屋にとても興味を持ち、ガイドの会のスタッフの説明を聞きながら、いろいろな町の風景をカメラに収めていました。柳町では、明田さん宅、紺屋町では、関酒造さん、西町では内藤印刷さんの町屋の中を見学させてもらうことができ、留学生達は、今でも古い日本家屋がきれいに保存されていることに感心していました。

 午後からは、場所を交流会館へと移し、子供サポートプロジェクトの西本さんと和久さんの指導で、市内の子供達22名と、リユース、リサイクルについて考えながら、ゲームや工作を行いました。お寿司屋さんでもらった使用済み割りばしを使ったゴム鉄砲、空き箱で作ったカロム、毛糸を編んで作る洗剤のいらないアクリルたわし、環境について考えながら遊ぶ島津製作所提供の環境スゴロクと四ヶ所のブースを設置し、それぞれ自分のブースで楽しみました。留学生にも、子ども達にも、女性の参加者が多かったせいか、アクリルたわしのブースは大人気で、たくさんの参加者が周りを取り囲み、熱心に毛糸を編み棒で編んで、たわしを作っていました。
最後に、参加者全員で大きな輪を作り、炭坑節を踊りました。ワイワイと楽しみながら、西本さんや和久さんの振り付けをまねし、留学生と子供達はいっしょに踊って楽しみました。

 その後、留学生達は、ホストファミリーと対面し、各家庭へと向かい、自由に過ごしてもらいました。翌日の夕方、馬堀駅に戻ってきた留学生達は、ニコニコとした笑顔でホストファミリーと写真を撮ったり、言葉を交わしたりし、別れを惜しんでいるようでした。



― 日本語を教えるとは?―
日本語教師についてのデモンストレーション 
6月9日(土) 10:00〜12:00
参加者:13名











 3人の外国人らしき受講生も交え、日本語を教えること興味がある方たちが10人ほど、静かに無言で集まっています。佐藤先生の「おはようございます。」という大きくはきはきとした声で、教室はなごやかになってきました。
「日本人なら誰でも日本語を教えられると思いますか?もし、そう思うなら、あとで、ことばを外国人ゲストに説明してもらいましょうね。」

最近は、日本語科を設置する大学が増加して来ました。その理由は、実は、若い人たちに「日本語教師」という職業が人気があるからだそうです。多分、「教えるために外国に行ける」かもしれないという淡い期待があるからです。佐藤先生によると、「現実はそんなに甘くはない。」ようです。先日もインドのかなり歴史のある日本語学校から、日本人教師のリクエストがセンターにありました。この学校の条件は、他に比べて良い方です。往復の旅費・宿舎の提供・備え付け家具・炊事用品・テキスト等至れり尽くせりです。ただ、給料は、日本円で7万円ほどです。これでも、平均的な生活費が2万円の地域では、とても良いといえます。生活は充分可能だけれども、貯蓄まではいかないでしょう。
佐藤先生は、それでも、若いうちにやってみる価値は充分あるだろうとのことです。日本国内での日本語教師の待遇もとても充分とはいえません。あちこちの大学や日本語学校の掛け持ちをしてはじめて生活ができる人もいますが、そんなに多くはないでしょう。それは、英語などの外国語に比べて何故か、講師の単価がとても安いのです。
そのような悪条件下であっても、教えて欲しいという需要は多く、熱意ある先生達に支えられ、続いているのです
日本語教師のコツは、
*教えてあげるという態度は、受け入れられにくい
*他の外国語を学んだ経験を持つ人は、その苦しみ
   がわかるので、生かせる。
*ひとりひとりが、学ぶ動機やレベルもちがうので、
   そのに合わせる必要がある。
*「わかった。」とか、「話ができた。」とかの、達成感
   や満足感を持ってもらう。

日本語教師としては、「ことばに常に敏感である必要があると思うし、教えることで、学ぶことも多い」と佐藤先生は、力説されていました。

ネパールから京都学園大学に留学中のサイズ・シザーナさんは、とても流暢な話し手ですが、できないふりをしてもらい、受講生にどこか間違っているか、説明をしてもらいました。
教師:シザーナさんの くに は どんな くにですか。
シザーナ:わたしの くに は とても きれい の くに です。

受講生は、模擬授業ワークショップで、この誤用をどう説明しますか?
と問われ、ホワイトボードに絵を描いたりしながら、真剣に取り組んでいました。
バングラデシュから京都大学大学院博士課程で研究中のシシールさんと、妻の グローリーさんも正式に講座を受けたのは、2ヶ月〜4ヶ月のようですが、アルバイトなどをしながら、習得し、今では、あまり不自由を感じないようです。けれども、文法を説明しても、よく理解できないと言っていました。

このデモンストレーションのあと、「日本語を教えよう」初級5回シリーズの開催が決定しました。
詳しくは、こちら「日本語を教えよう!」を参照ください。



― コミュニケーションの方法―
話し方講座
5月26日(土) 13:00〜15:00
参加者:9名









 話し方講座を開催しました。

参加者に自己紹介を兼ねて、今回の講座へ参加動機を聞くところから講座は始まりました。スムーズに話せるようになりたい、思ったことを的確に表現するにはどうすればいいか知りたかったなど、普段の生活におけるコミュニケーションの方法を知りたいという方がほとんどでした。

 講座は、会話や言葉の魅力を探りながら、参加者の要望に合わせ、普段の話し方や読み聞かせ、朗読、言葉のマナー、あいさつや電話対応などそれぞれのコツをアドバイスしながら進みました。

 参加者からは、今回学んだことを、毎日の生活に生かせたらよいと思った。【挨拶ひとつでも気持ちよくできたら、人付き合いもうまく行くのではと思った。」など、さまざまな感想が出ていました。



― OSU造園建築学科の学生といっしょに―
外国人と歴史発見の旅
5月13日(土) 12:00〜17:00
参加者:33名 (学生と教授11名を含む)









 オクラホマ州立大学造園建築学科の学生たちと市民が日本文化を通して交流するイベント「外国人と歴史発見の旅」を開催し、京都市内の寺社、龍安寺と金閣寺を訪れました。

 五月晴れの爽やかな天気の中、参加者と学生たちは、亀岡市役所からバスに乗り込こみ目的地へと向かいました。車中では、観光ガイドの方を招き、日本についての一般的な知識や、訪問先の龍安寺と金閣寺について英語でのガイドを行いました。

 龍安寺に到着すると、各自自由行動で境内を見学しました。石庭のある床の間に座った学生たちは、市民と口々に感想をもらしながら、スケッチブックを取り出し、庭の風景を描いていました。

 次に、金閣寺を訪れました。たくさんの観光客に交じり、一行は境内を散策しました。前日に、銀閣寺を訪れていた学生たちは、両方のお寺の雰囲気の違いに驚いているようでした。

このツアーには、親子連れや友人同士の参加者など小学生から大人まで様々な世代、合計20人の参加がありました。皆さん、積極的に学生たちとコミュニケーショを図り、お互いのことや文化について話し、この機会を楽しんでいるようでした。



― OSU造園建築学科学生が亀岡に滞在―
スタディー・アブロード・プログラム

5月11日(金)〜21日(月)
参加者:学生10名と教授1名

 スタディー・アブロード・プログラムの一環として、アメリカ、オクラホマ州立大学造園建築学科に通う学生たちが、日本文化や造園について学ぶため来日しました。学生たちは、亀岡に滞在しながら、大阪や東京、京都市内の庭園を見学します。造園ワークショップや“外国人と行く歴史発見の旅”に参加したり、ホームステイをしたりと市民との交流を行いました。

スケジュール

5月11日(金) 亀岡到着
5月12日(土) 平安神宮、無燐庵、銀閣寺などの庭園を見学
5月13日(日) 外国人と歴史発見の旅に参加
龍安寺、金閣寺の庭園を見学
5月14日(月) 市長表敬訪問、京都造形大学で講義に参加
5月15日(火) 大阪、都市環境計画研究所を見学、大阪市内の庭園を見学
5月16日(水) 国立国際美術館、設計事務所、ローズガーデンなどを見学
5月17日(木) 亀岡造園組合青年部によるワークションプに参加
交流会館日本庭園の作庭
5月18日(金) 伏見稲荷大社、東福寺を見学
5月19日(土) 清水寺、高台寺を見学。夕方から亀岡市内でホームステイ
5月20日(日) ホームステイ後、さよならパーティーに参加
5月21日(月) 京都市内に移動、自由行動
5月22日(火) 東京に移動


― 英会話セミナー春学期スタート!―
英会話セミナーデモンストレーション
4月14日(土) 10:30〜12:00
参加者:33名









英会話セミナーデモンストレーションを開催し、5月開講の英会話セミナー春学期についての紹介を行いました。

当センターの英会話について説明し、春学期からの新時間割を発表しました。
今年の英会話セミナー春学期は、月曜日から土曜日の日程で、大人のクラスと子どものクラスを合わせ、全16クラスです。大人対象のクラスでは、今回からレベルを細分化し、ゆっくり学ぶはじめての英会話、準初級、初級、準中級、中級、上級の6段階のクラスを設定しました。その他、目的別のクラスとして、クリアースピーチ(発音の仕方を学び、聞きとる)、WORLD NEWS(世界の時事問題をについて)、グローバルセッション(会話の内容をかたまとして聞く)を開講予定です。
子どものクラスでは、幼児対象クラスを4クラス、小学生低学年対象クラスを1クラス開講する予定です。

各講師から、英会話を学ぶコツや、クラスについての紹介を行いました。幼児クラスの紹介では、参加者の子どもたちとお母さんたちがBBカードを使い英語のゲームを体験しました。

当センター英会話セミナー受講経験者の方に英語学習の経験について話をしてもらいました。大人のクラスの受講者の方は、「英語学習を始め、最初は聞こえてこなかった発音が、ある日突然聞こえてきたことがうれしかった。自分の成長を感じて、より一層英語学習に対しての意欲がわいた。」という話や、キンダークラス受講のお子さんを持つお母さんからは、「最初は、先生の出すりんごの絵を見て、りんご、りんごと言っていた子供が、突然アップルと発音しだした。小学校でも英語学習がはじまるので、小さい頃から英語を学ぶことは重要だと思った。」という話を聞きました。

最後に交流会を開きました。参加者は、他の参加者と相談したり、講師と直接話したりしながら、春学期の受講クラスを決めていました。英会話セミナー春学期は、5月14日(月)から始まります。



― 異文化に触れる―
アメリカ人高校生との交流 in 交流会館
4月4日(水) 10:30〜15:00
参加者:30名
クラスについて説明

質問コーナー

 アメリカのサンフランシコから日本文化を学びにやってきた高校生を迎え、アメリカ人高校生との交流 in 交流会館を開催しました。

 午前中は、講師に園家文苑さんを迎え、文字のイメージを心で表現する書道の一種、心書のワークションプを行いました。参加者と高校生たちは、筆を使って、自分たちのイメージで、雨という言葉と、豚Pigという言葉を表現しました。アメリカ人の学生達が描いた文字のイメージは、私たち日本人が持っているイメージとは全然違っていて、驚かされました。参加者と学生は、お互いの作品を見比べながら、文化の違いを感じているようでした。

 午後からは、当センターの英会話クラスのひとつでもある集会型英会話グローバルセッションを行いました。グローバルセッションとは、英語を自分の言葉として話す外国人のファシリテーターと、日本人のコーディネーターが毎回違うテーマについて話しをしながら、広げていきます。参加者はその話をまわりで聞いているだけで、意見を求められることはありません。でも、自発的に発言し、相手を傷つけることなくわりこんで、自分の意見を述べる力を養う目的があります。
今回のテーマは、「日本人とアメリカ人のレジメ(履歴書)の書き方の違いについて」でした。

亀岡市国際交流員メーガン・バーナードさん談:
まず、最初に記事を読み、いくつかの難しいことばを日本人参加者のために説明しました。「アメリカ人は、履歴書の中で”自分を売り込む”ことに問題を感じはしないけれども、日本人は、履歴書などに自分の良い点を書き上げることはほらをふくように見えるので、書きにくいと思っている。」と作者は、言っています。このような考え方の違いは、アジアから来た人々は、控えめさに価値があるとする考え方を持っているので、アメリカでのビジネス界で社会的地位を引き上げようとするときに、困難さが起こってくるようです。
我々が見つけたひとつの理由は、単純な文化的違いです。
日本のビジネス界では、猛烈に仕事ををすることと同様、会社への忠誠心が重んじられます。それで、雇用された人は、ひとつの会社でできるだけ長く働き、地位やサラリーが上がることを望んでいます。しかしながら、アメリカでは、競争こそ、より勇気付けられると考えられています。期待されていることを仕上げることだけでは、充分ではなく、平均的に仕事をするのでは、プロとしては、どこでも通じないのです。すばらしい仕事をし、際立つ者だけが会社の中で上へ行くことができるのです。そのため、履歴書の中であなたの同僚から目立つようし向けることが重要なのです。
わたしは、とても驚いたのは、学生達がとても積極的であったことです。アメリカでもふつう高校生は、とてもシャイで、人前で話しができないと思っていたのですが、これらの学生は自分で話し出し、自由に自分の意見を出していました。彼らは、それぞれがアメリカ文化を説明しようと助け合い、日本についても良い質問をしていました。どの参加者もこの課題に関して心を開いているように見えました。最初は、互いの違う考え方はばかばかしいと思えたのにその後ろには何か意味があるのだということを学びました。また、このような違いが互いの文化の理解を更に深めるといくことも学びました。(別のことばでいえば、友情のはじまり)





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