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コーディネーターの村上知子さんはマンガ好きで、1冊90分もあれば、よんでしまうそうです。先月のセッションでの日本のカラオケ文化がアメリカでブームと言うトピックスに関連を持たせて、日本文化の外国での取り扱われ方に言及し、日本の漫画が「マンガ」として通じるようになり、「少年ジャンプ」というマンガ雑誌が発売されたという記事を選んだそうです。この村上さんからLucasさんに「あなたはマンガをどう思うか」という問いかけから本日のセッションが始まりました。その答えは、どうだったと思いますか?
若者らしく「とても好き」と言う答えがもちろん返ってくると期待をされていたはずです。ところが「どんなマンガも読んだこともない」と言われ、知子さんは少しショックを受けたようです。
はじめから波乱含みで、この日のセッションは始まりました。日本のマンガはストーリー性があり、続きが読みたくなるから中毒になるのだ。とか、ストーリーの中身がスーパーマンのような現実味のない物もあるけれども、もっと生活に根ざしたラブストーリーとか学校ものとか種類がとても多いのでおもしろいのだ。などさまざまなコメントがあちこちから出てきました。
マンガに始まり、小説と小説をもとに作成された映画と比べると、小説がおもしろいのは、小説の方がイマジネーションをかき立てられる要素が多いからとか、次々に話題が飛び交いました。fairy
story (童話)にも話が及び、「桃太郎」がマンガになったらどうなるかとか、「武蔵」をマンガで初めて読んだ人は、吉川英治の小説の武蔵とあまりにも違う点に気づかず、あやまって理解をしてしまうのではないかなど。
この日の参加者にGlobal
Sessionそのものをどういうものだと理解しているのか聞いてみました。
■参加することを楽しみに来ている。その理由は、緊張しなくても良いことや、いろいろなネイティブスピーカーの普通の自然な話しぶりでさまざまな意見が聞けると言う点など。また、いつも文化の違いに気が付くと言う点もある。
■英語に触れたくて来ている。本物の英語で、さまざまな考え方を聞けるのがいい。
■英語が聞けることと、ひとつのテーマに絞って、2時間近く集中しているが、実際は気楽に参加している。
■Bianca: 以前仕事で、別のところで英語を教えたときは、あまりみんなが話もしないので退屈と感じた。今日は、様々なことをこのように深く話し合いができてとてもうれしかった。
■日本語で話すくらいに英語で話したいと思って学習している。何しろ「フルタイムの英語学習者」なので。ユニークな意見が言えたらと思う。
■4人の外国人も参加してもらってとてもおもしろかった。いろいろなところの出身者がいて良かった。
■外国に3年住んで帰ってきたばかりの時は、日本が合わないのではないかととてもフラストレーションがたまった。けれどこのセッションに来るようになって救われたような気がする。海外にいたときには、話しているときのtopicsの投げ方がとてもうまいと感じた。たとえば、テーブルの上のドレッシングやワインひとつでも会話を広げていける。ここでは、トピックスは決めていても話題はいろいろな方向に広がり、いつもあとでおもしろかったなあという感じが残る。私は英語に慣れると言うより、話題の広げ方を学びたい。
■Justin: 今日で自分の考え方が大きく変わったような気がする。いろいろな考え方を聞けてとても楽しんだし、学んだと思う。ありがとう。
■まだ、2回目の参加だけれども、続けることが大切と言うことで、ずーっと来たい。無理にしゃべらなくても良いと言う点が緊張しなくてもいいのでリラックスできる。今日は、途中で言いたいことが出てきたが、初対面の方の前であまり話す習慣を持っていなかったので今度からは話してみたい。ちょうどなわとびの輪の中にタイミングを見て、飛び込んで行くような感じかなと思っている。今日のマンガのトピックスは、ちょっと息子の世代がわかったような気がする。仕事が忙しいと小説を読むより、マンガのほうが気楽だという。
■自分の目的は、ネイティブの英語がきけるから。話題の中で異文化に触れるのが楽しい。今日は、世代のちがいをマンガのテーマでわかった。「サザエさん」の世代で、マンガに求めるのはユーモアであったが、きょうは息子の世代が少し理解できた。会話に飛び込めないのが残念。
■楽しく、リラックスして参加している。
■日本人の現代の風景として最近こんなのを見た。大阪への電車の中で30代の男性が、真剣に集中してマンガを読みふけっていた。50代の男性は、リストラされた人のようで意気消沈していた。その隣は30代の女性で、仕事を楽しんでやっているようでキャリアウーマン風だった。こんな様子がこのごろよく見られる。コーディネーターとして、時々水曜日にやっているが、その時はどのようにトピックスの方にテーマを引き寄せるか緊張の連続だ。文化の違いなどにトピックスが行きがちなので、できるだけホットな話題を取り上げたい。質問しないという取り決めをしているが、コーディネーターとしては聞きたいときもある。聞いてくれたらと思っている人もいるはず。
■2回コーディネーターをしたが、今回はあまりオーガナイズしないで、話題の流れるままにしていた。いろいろな世代の人がいて、自分の知らないことや経験していないことを知る機会になる。トピックスを決めることはとてもむずかしい。きょうはこのテーマで、マンガもさまざまなメディア、表現方法のひとつと考えてほしいと思って選んだ。これからは思っていることをそのままことばにだせれば、話題がつなげていけるのではないかと思う。コーディネーターではあったが、自然な会話の流れの中にわざわざ入っていくのもどうかと思い、一人で心の中で話していた。
■Lucas: 話すのも好きで聞くのも好き。きょうのマンガについては、何にも知らずに参加して、おもしろくないものと思っていたが、このセッションが終わった後では心を開き、ちょっとおもしろいのかもしれないと言う気がしてきた。話したり聞いたりすることで、突然何かが起こることもあるので楽しい。
■A'ishah: 毎日違う日本人にあうと、聞かれることはいつも同じ。このようなところで、深くディスカッションができてうれしい。このような形で外国人のための日本語のGlobal
Sessionをしたいと考えている。
■ここには先生も生徒もいないと言うことを理解できないfacilitatorもいた。先生という仕事は、自分が何かをやってあげなければならないと言う義務感に固まっている人が多い。学習するための参加者の集まりだと自覚をしたい。
毎月1回土曜日か日曜日の午前中に研究会を開催しています。
自由参加(ただし、資料を1週間前までに郵送しますので、初めてのかたは、要申し込み)
会費:500円
定員:なし(興味のある方は、どなたでも)
連絡先:Tel 0771-26-5001 Fax 0771-26-5002 担当:児嶋きよみ
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